NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

スポーツと自律神経

さて皆さん 自律神経をご存知でしょうか?今回は自律神経とパフォーマンス向上について少し実際あった質問を答えていきます。

Q1 自律神経とは交感神経と副交感神経2つをまとめたもので脳に存在します。この自律神経テレビやその他でよく聞く言葉だと思いますが我々にとってそんなにも大事なのでしょうか?

A 例えば人が泣いたり 怒ったり 運動したり 寝ていてもこの神経の働きにより一定の血液を全身に流す事が出来ていますので実に大事な神経になるでしょう 又 脳から心臓 生殖器に至るまで支配するのもこの神経になります。すなわち自律神経は生命のライフラインと言っても良いでしょう

同時にスポーツなどでは最高のパフォーマンスを行う上では頭から指先まで血流を生かせる上で絶対に整える必要のある神経になる訳です。

Q2 交感神経と副交感神経は実際に身体にどのような影響を出しますか?

A簡単に体を車として例えるならば 交感神経はアクセル 副交感神経はブレーキの役割をしています。アクセルばかりでブレーキが弱いと追突し事故ります 人間で例えるとパニック障害などの状態がそれになります。ブレーキが効きすぎてアクセルが弱いと前に進みません人間に例えると鬱状態がそれにあたります。その他でも交感神経が働くと血管は収縮しますし副交感神経が働くと血管は弛緩します。Q1で答えたように体の様々な場面で自律神経が我々の体をコントロールしていることがこれで少しご理解頂けたでしょうか?!

 


1 スポーツの場面ではいったい自律神経がどの様に役に立ち必要なのでしょうか?

☆ 近代スポーツではこの自律神経すなわちメンタルトレーニングは実に重要視されています。例えば野球選手などが調子の良い時にボールが止まって見えるとか又F1の選手が300㎞でコーナーを曲がる時にまるで道路を散歩する感覚になるとか聞いたことが有りませんか?この感覚を【ゾーン】に入るといい体の隅々まで血流が行き渡り同時に精神的にも安定している状態に選手がいる事を示しています。