NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

登校拒否と起立性調整障害を考える

長年、NPOで登校拒否や起立性調節障害について相談を受け、自律神経のパーソナルトレーニングを提供してきました。しかし、登校拒否が年々増加しており、メディアでも報じられていることと思います。

私たちは体調管理だけでなく、登校拒否を様々な角度から考え、不登校や体調不良な子供たちを減らす取り組みを行っています。少子化に伴い学校数が減る中、本来であれば教師たちは子供たちに時間を充てる余裕があるべきですが、現実は教師たちの業務量が増えたり、子供のいない学校に長期間滞在することが増えています。

私は本来、学校が子供たちを教育する場だと思いますが、子供たちとの交流時間が減少し、業務量が増えている状況では、教育システムそのものが目的化され、子供たちの変化に気づくことが難しくなっていると考えます。

登校拒否は様々な問題が重なって発生するものですが、教育システムの過度な追求が子供たちに良い結果をもたらさない可能性があるという見解を持っています。

今後も様々な角度から子供達が楽しく学べる環境を考え実践していきたいと思います。