NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

紅麹問題で見えてくるもの

紅麹の問題が起きてから 報道を通じて多くの方々が食の不安を口にし始めています。

最近の激化する紅麹の報道に対して私なりに違和感とまた周囲の方々の不安の声に対して現状起きているこの問題の中間報告と考察をさせてただきます。

 


紅麹とコレステロール

 


カビの一種である紅麹菌を米や麦、大豆と混ぜて発酵した物が紅麹になります。日本では沖縄の豆腐ようが有名かと思います。紅麹に含まれるロバスタチンという成分がコレステロールを低下させるとされて近年では健康食品として多く販売されていました。しかし紅麹の中にはシトリニンというカビ毒を作る物がありこの物質は腎臓病を引き起こすとされていることから今回の問題が指摘される要因となりました。

 


連日続く紅麹報道

今回このようなレポートを書くきっかけは連日続く報道に対して現状原因の追及や因果関係もはっきりしない当初から小林製薬サプリメントに対して各局メデイアで取り上げれそれにより報道を見た方々が不安を口に出し始めた事がありました。報道によるとトリニシンではなく、紅麹が作られる過程で出す青カビ由来のプベルル酸が今回の死亡事故に関係しているとありました。

紅麹は着色料としても使用されていることもありサプリメントだけでなく多くの食品の原材料にも使用されているため、スーパーなどでも目にすることがある紅麹に対して過敏に反応されている方もその為増えているようです。

報道では、サプリメントを飲んでいた方が都内の病院に相談する映像があり、番組の中で、その女性は「サプリメントを飲み始めてから喉の渇きや尿が泡だった」と医師に伝えて血液検査の結果を見た医師が「早い時期に気がついてよかったですね遅い場合命に関わったかもしれません」と話す様子がありました。しかしその女性の血液検査の一部分が映されているのが目に入り見てみるとその方の確かに、腎機能はやや変化はあるもののそれ以外の部分血糖値が高く中性脂肪その他成人病の数値も高い状況があり、喉の渇きや尿の泡立ちは糖尿病による可能性があるのではないかなと印象を私は持ちました。全てをサプリメントの要因に繋げるような報道は単に見ている視聴者の不安を煽る結果になるわけですから、そのあたりは慎重に報道するべきと感じます。

小林製薬とコロナ

紅麹に対してコロナの話が出てくるのはおかしな感じがするかもしれません。小林製薬と名前を聞いた時に実は最初に私が頭に浮かんだのはコロナでした。

緊急事態宣言が出るほどの国難を強いられたコロナに対しては私自身今までのブログを見ていただいても分かるように、武漢でコロナが発生した当初より今に至るまで、多くの論文を見てきました。その中で小林製薬ヨウ素を用いてコロナウイルスを治す研究を進めていたのを知っていました。しかも一定の効果も上げていたのも事実で、ヨウ素学会での評価も高かったと記憶しています。しかも研究施設はもちろん完全滅菌であり病院の手術室の滅菌ルームよりはるかに高度な施設を完備しているのも事実であり。この様なカビが混入するとはどうしても考えずらいと私自身は報道が出た際に感じました。

もちろん近年のサプリメントの市場拡大はその効果や認可に対して問題はあるものの報道されている内容が起きる研究施設と思えないからです。

小林製薬は長年抗ウイルス対策を行なってきた会社でもあることを付け加えます。

 


専門家の指摘

当初 小林製薬サプリメントを指摘した先生(個人名は伏せますが)某大学の先生なのですが、検索サイトを使用して製薬会社より受け取っている金額を見てみると2000万円以上お金を受けっとている事がわかり、通常製薬会社からアドバイザー料の平均金額としては年間30万くらいなので、この金額は当然多額の金額と言わざるおえません。同時に受け取っている金額のうち一番多いのがアストロゼネカ社になっているのも気になります。アストロゼネンカはコロナワクチンの販売元でもあります。

 


2023年 日本人の死亡推移

コロナ禍を抜けて昨年日本人死亡者数が年間13万人を超えました。この数は毎年2万人くらいで推移していた死亡人数をはるかに上回る勢いであり、不思議なのは報道報道ではいっさい触れられていない事です。原因は不明ですがこの人数はウクライナ戦争で2年間で亡くなられた方の人数が10万人ですからそれを上回る数でありむしろコロナで亡くなられた方の人数の10倍に近い数ですからむしろ非常事態宣言を出すべき数字でもあります。

高齢化社会団塊の世代増えているからだとご指摘があるとしても通常の5倍の数の日本人が亡くなっているのは事実であり何かしらの異常な状況があることは言えるでしょう。

 


まとめ

今回報道やその他事実をそのままに書いてまとめてみました。あまりにも偏った報道の中で原因追及も進んでいない中でたんにサプリメントだけを原因にするのは当然危険です。コロナ禍以降様々な事がコロナ前と違ってきている中で何事も原因追求をしっかりと行うことは大切だと考えます。

小林製薬サプリメント発売したのは2021年前からでありこの症例が出始めたのは発売されてから数年経ってから同時に2021年といえばコロナ禍のおりワクチンの接種が始まった同時期でもあり日本人の体を取り巻く環境が大きく変わった時期でもあるので、改めて冷静な判断と今後の調査結果を待つことが大切だと考えます。

 

 

 

健康と食事

余白があるので、サプリメントや健康食品が増える中で基本的な話を付け加えます。

食の安全性の中で私が以前よりお伝えする一つに、昔から食べられているものは安全であると話をします。

例えば、ナタネ油 昨今植物性オイルが体に良いとされより安価で手に入るナタネ油が食卓に並ぶようになりました。しかしナタネ油昔は工業性油として古くから日本人に使用されていたものであり食に利用していません

おそらく昔の人もナタネ油を使ってみたものの何らかしらの体のトラブルがあり食用にしなかったのだと思います。この様長年の経験で実用的でない物などは口にしない歴史がありましたが、体に害がないからと使用し始めたナタネ油でしたが近年の研究では認知症を引き起こすとされ日本油脂学会では注意を呼びかけています。

これは一例ですが、他にも多くこのようなケースはあります。

サプリメントも食品も当然薬に至っても口に入れるものに対しては今の時代自分自身でもある程度勉強し判断しなくてはいけない時代になってきたのだと思います。

健康知識を知ることでより良い人生につながると思いますので、皆様もご自身や周りの方のために日頃より健康意識を高めてみてください。

必須アミノ酸を上手く摂る

アミノ酸は言うまでもなく体にとって大切な栄養になります。

私達の体の水分を抜いて一番体を構成しているものがタンパク質になるからです。

筋肉、爪、内臓、皮膚、ホルモンに至るまでタンパク質がなくては作られません

特に筋肉においては80%がタンパク質でできていますのでタンパク質の摂取が少ない方は当然筋肉が減ってしまい様々な病気の原因になるわけです。それだけにタンパク質を上手に摂る事は健康でいる為には大切になります。

タンパク質を食べると分解されアミノ酸という物質にかわりそのアミノ酸を原料にして筋肉や爪、髪の毛に至るまでの材料として私達は使い体を維持しているのです。

しかし、体で合成できないタンパク質があります。

それが、必須アミノ酸です。私達人間はすべてのビタミンや栄養を体で分解し合成できるわけではありません。したがって体で合成できないアミノ酸はどうして食事から摂る必要があります。

必須アミノ酸には、9種類ありトリプトファンやロイシン、イソロイシン、リシン、ヒスヂシン、バリン、フェニルアラニンなどなど正直覚えるのが難しいくらいの名前ばかりですが

これらは体で合成できませんがなくてはならないアミノ酸になります。

近年アミノ酸スコアという言葉がテレビなどでもよく使われていますが、アミノ酸スコアとは体内で合成出来ないこれらの必須アミノ酸がバランスよく含まれている食材を意味しています。ちなみに食材を100点満点を基準にして何点かを知りたい方は文部科学省の食品成分データベースというホームページに載っていますのでお時間がある時に見てみるのもよろしいかなと思います。

さて、この必須アミノ酸がバランスよく含まれる食材ですが、魚ではマグロやシャケ、肉では鶏肉、野菜では大豆などに多く含まれている事が知られています。

つまりタンパク質の量が多い食材が必須アミノ酸も多い事が言えますのでバランス良く食事に取り入れると良いと思います。

例えば、朝ご飯に 白米、しゃけ、味噌汁に豆腐、納豆

白米は意外にもタンパク質も豊富ですし、シャケもマグロと同じくらいタンパク質が豊富です。

または、パン、ヨーグルト、スクランブルエッグにベーコンなどヨーグルトや乳製品にはタンパク質が豊富ですし、卵はタンパク質摂取には欠かせません。

ご自身の体調に合った食事をたまにはアミノ酸スコアを考え食べてみるのが良いでしょう。

タンパク質が少ないと時に筋肉を分解しアミノ酸を筋肉から取らなくてはならなくなり結果として筋肉が痩せてしまう現象、サルコペニアなどの病気にも繋がりますので、どうしてもタンパク質を摂るだけの食事量が取れない方などにはプロテインなどを飲むのも良いかもしれません

プロテインにはフェイプロテインソイプロテインつまり、乳製品からのプロテインと野菜からのプロテインがありますが、近年ではソイプロテインの方がデータとしては良いとされています。

しかし、筋トレなどをしていて早く筋肉をつけたい方などはフェイプロテインの方が効果的であります。

個々の事情により食品やプロテインまたはバランスは異なりますので、当然腎臓などが悪い方などは低タンパク質の食事を医師より指導されていると思いますので、その辺りは医師と相談されながらタンパク質を食べて下さい。

健康知識は健康資産を積み上げる大切な学問と考えます。

これからもnpoではこれらの知識を皆様と共有しより健康資産を積み上げる取り組みをしていかます

不登校に対するnpoの対応

NPOでは10年間不登校の相談を受けてきました。心身健康科学的な部分から臨床心理学を中心にお子様と向き合い、登校刺激を与えつつ得た結果や知識を今回まとめタイプ別や回復までの流れを簡単にまとめてみましたので是非ご参考にしてください。今回はなるべく専門的内容をわかりやすくしてはありますが、ご不明などはご質問ください。

⭐︎何も言わない

不登校にも色々なタイプがありますが、ご両親や学校の先生にまずはやってはいけない事として「あれこれ言わない」という事です。
ついつい学校に行かなくなると聞いてしまうのが「勉強がやなの?」「友達と何かあったの?」「先生が嫌なの?」とか様々聞きたくなるのはわかりますが、まずは本人が話してくるのを待つことが大切です。
根掘り葉掘り聞いても本人が話したくないのですから、なかなか話すことは当然ありません。同時に聞いても人は心理学的に適当な理由をつけて答えることもあり、実はあまり意味がないのです。
お子様がまず話してくるのを待つのが最善であります。
お子様が話してきた時に、学校の事とはまるで関係ない話をしてくることが多くありますが、どの様な話でも普段より丁寧に聞いてあげることが重要です。
普段より耳を大きくするような感じで話してくる内容を聞いてあげてください。
ゲームの話やアニメの話でも構いません。本人が興味のある話を聞く事が大切です。その時に学校の話がまるでないと親御さんはイライラしてしまいがちでしょうが、そこは我慢して何より話を聞くことが大切になりますので心がけてください。

1・タイプ別対応 
不登校の本やネットなどを見るとタイプをこれから書くタイプより多い場合や少ない場合がありますが、今回はNPOのまとめとして三つに分けてみました。

 

・ 学校に行けないタイプ

特徴 

起立性障害や頭痛、腹痛など学校へ行きたいのですが体の不調がおきて行けない状況になる場合があります。当然一度は内科などに行き体を診てもらい症状が軽減して学校へ行ければそれはそれで良いのですが、しかし本人は行きたいのですが学校へ行けないこのタイプは、そもそも何か理由が体の別にある場合が根本にありますので段々と学校に行けなくはなります。
学校に行けばそれなりに楽しく過ごしてくれる状況もあります。

対応方法

・内科などに受診し、よくなれば学校へ行ける様ならばそれはそれで良いでしょう。

・子供の話しを聞き見守りながら学校に行きたいと思う頃にタイミングを見て登校刺激を与えるようにする対処方法が良いでしょう。

2・学校に行かないタイプ

特徴

とにかく学校には行きたくないタイプ 理由がどうであれとにかく学校に行きたくないので、このタイプにいくら理由を聞いても初めはらちあきません。逆に聞いて答えてきても当然 「友達が嫌い」とか「先生が嫌だとか」それなりの理由をつけてとにかく学校に行くのが嫌な状況になります。

対応方法

学校以外の場所やフリースクールなど、学校以外の場所を考えてあげてもちろんすぐにではなくその他にカウンセリングなども考慮して本人が希望すれば行ってみるのも良いでしょう。色々な場所に行きやはり最後は学校が良ければそれでも良いでしょう.

 

 

3・やる気が出ないタイプ

特徴

脱力タイプであり、根本的に気力が出ないとか、生きる気力そのものがないなどがこのタイプには挙げられます。近年では愛犬が死んでしまったとか近しい人が亡くなられたなどの心にショックを受けた場合などに多く見られます。
時に子供でも鬱状態の場合もありますので、気をつけなくてはなりません。

対応方法

鬱状況の場合もあるのでこの場合一度病院にて診察が必要です。しかし気力心が弱くなっている状況にありますので、ゆっくりと見守ることがこのタイプの場合には当てはまります。
楽しい事を行ったりしていくうちに、気力が上がればこのケースの場合はまた学校に行けるようになる事が多いです。まずはどうしたら元気になるかを考えていくのが最良です。

現状ご自宅や身近に不登校のお子様がいる親御さんや学校の先生はまずはこの三つのタイプのどれに当たるのかを見極めて、改めてお子様と向き合ってみると良いでしょう。


2・回復までの道のり

タイプ別に不登校を分類してきましたが、しかし回復に対してはある一定の同じような道のりをたどる事が多くあり、次の段階を経ていきます。
混沌期→低迷期→回復期と大きくここでも三つにわかりやすく分けて見ました。ご自身の息子さんが不登校になると親御さんは不安になります。
いつ学校へ行けるのだろうかと考えてしまうからです。しかし一方でこの様な順序で回復してく事がわかると少しは親御さんの不安も和らぐと思いますので是非参考にしてください。

 


1・混沌期

特徴

不登校の兆しが見えてきてきて、子供も親御さんもどうにかしようとしても上手くいかず、どんどん混乱していく時期です。
朝の支度が遅くなり遅刻が増える様な状況が見えます。お子様自体も行きたいけど朝起きれないとか気持ちが前に進まない状況になっている時期が混沌期でしょう。

対応方法

本人の話に耳を傾けて、状態によってはゆっくり休ませてあげることが大切になります。個人の気持ちを尊重する時期

2・低迷期

特徴

全く学校に行けなくなり、家で好きなことしかやらない状況になり全体的に心身のエネルギーが弱まり部屋で静かに過ごしている状況です。

対応方法

好きな事をさせてあげ、それで徐々にできる事を増やしていきことが大切になる時期にあります。

3・回復期

特徴 

回復期になると、低迷期の場合好きな事以外ではやる気や外出ができなかったのが、好きな事以外もできるようになる時期でもあります。
エネルギーが少しづつ溜まり心身共に活動したいという衝動がでる時期でもあります。一つ一つステップアップして前に進ませる様にしましょう。

 


対応方法

緊張感や不安感のあるお子様の状況を理解しつつ本人の意思を尊重して徐々に学校に行ける登校刺激を与える時期になります。

まとめ

タイプ別にしてきましたが、あくまで目安です。思春期のお子様は体の変化に伴い心も乱れがちになります。病院や学校だけではなかなか状況が改善しないことも珍しくはありません。
我々NPOではカウンセリングの専門家などによる対応も行なっておりますので気になる方はご相談ください。

 

あけましておめでとうございます。 関節炎


新年あけましておめでとうございます。

健康で穏やかな一年でありますように、心よりお祈り申し上げます。

NPO一同、皆様の健康と幸福を支えるため、今年も精一杯努めて参ります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

⚫︎ 新年一回目は関節運動と関節痛

私は常に健康を維持する為には食事、運動、睡眠を中心に皆様にお伝えしてきました。

特に日頃から関節痛や関節炎の方には患部だけでなくお腹をしっかり見るようにしています。

腸内環境と関節痛には意外な接点があるからです。

免疫疾患であるリウマチや近年増えている過敏性大腸炎、リーキーガットなど全ての疾患に対しての症状に関節炎が伴う事があり

一言で言えば腸内環境の悪化により免疫機能に異常が起きると関節痛や炎症を起こす事が近年研究などにより明らかになってきたからです。

以前よりお腹は大切なのは東洋医学では言われていた事でその理由の一つには発生学的に腸は全ての栄養の吸収の始まりであり、植物で言う根にあたる部分が腸にあたるからです。

腸内環境を整えるには日頃の食生活は非常に重要になりますが、個体差つまり個々により多少合うもの合わないものも存在し意外にも複雑な食に対して、今年も皆様と共有し病気の根本的な予防に対して行って行きたいと考えています。

昨今対処療法が主流になり、痛みがあると痛み止め、またはステロイドに頼り薬が切れるとまた痛みが出たりまたは、気がつくと症状は進んでいたりという方をかなり見受けます。

NPOでは未だにリーキーガットなどの病気については、学校のカリキュラムに少ない中、勉強会などを通して食事と健康、食事と痛みについての指導や勉強会を行っていまして、各地域で体の学校を開催する先生たちは少なくとも140時間の講義を受けていますので、なかなか取れない痛みや体の不調についてはお近くの先生にお声がけくだされば丁寧に対応しますのでお気軽にお声掛け下さい。

登校拒否と起立性調整障害を考える

長年、NPOで登校拒否や起立性調節障害について相談を受け、自律神経のパーソナルトレーニングを提供してきました。しかし、登校拒否が年々増加しており、メディアでも報じられていることと思います。

私たちは体調管理だけでなく、登校拒否を様々な角度から考え、不登校や体調不良な子供たちを減らす取り組みを行っています。少子化に伴い学校数が減る中、本来であれば教師たちは子供たちに時間を充てる余裕があるべきですが、現実は教師たちの業務量が増えたり、子供のいない学校に長期間滞在することが増えています。

私は本来、学校が子供たちを教育する場だと思いますが、子供たちとの交流時間が減少し、業務量が増えている状況では、教育システムそのものが目的化され、子供たちの変化に気づくことが難しくなっていると考えます。

登校拒否は様々な問題が重なって発生するものですが、教育システムの過度な追求が子供たちに良い結果をもたらさない可能性があるという見解を持っています。

今後も様々な角度から子供達が楽しく学べる環境を考え実践していきたいと思います。

鼻うがい

長引く風邪や花粉症または慢性頭痛まで鼻うがいの効果は様々あります。

鼻うがいは、鼻の中に溜まった汚れやアレルギーを洗い流す方法です。準備として、塩水を作ります。温水1カップに小さじ1杯の塩を溶かし、溶液を作ります。次に、鼻うがいポットやネットイリガイ器具を使い、準備した塩水を一度に鼻に流し込みます。片側の鼻から液がもう片方の鼻から出るように流すのがポイントです。使用後は清潔に保ち、定期的に行うと鼻の清潔を保つのに役立ちます。ただし、使用方法には気をつけてください。

鼻うがいのキットは薬局などで販売されていますので、お近くのお店でお尋ね下さい。

青少年引きこもり

NPOでは過去五年間にわたり 登校拒否 引きこもり 家庭内暴力の問題に取り組んで参りました。川口市でも最近では引きこもりの人数は6000人に近ずく勢いで増えてきています。そこで見えてくる我が国日本の変化を今回は国立青少教育振興機構のデータを参考にし当NPOで過去に向き合った事案などを織り交ぜこれからの日本が取り組むべき教育を地域の方々にも考えてもらいたくまとめて見ました。

以前よりNPOでは心理的マインドで自己肯定感と子供達の成長や成績だけでなく周囲との関係性を調べており今回機構のアンケートとを添えて報告いたします。なぜ日本の学生は自己肯定感が低いのか?

 


国立青少年教育振興機構が出した心と体の意識調査等で高校生や若者にアンケートした結果をみると(このアンケートは三十年前より比較的に継続したアンケートであり又日本・アメリカ・中国・韓国などの国とも比較した結果である)日本の高校生は自己肯定感が他の国とくらべてもかなり低いことが分かりました。自己肯定感とは「自己を肯定する感覚」、つまり「自分は大切な存在だ」と感じる心の感覚です。ですので、自己肯定感が高いと、「自分は大切な存在、価値ある存在だ」と感じている、ということです。この感覚は今までNPOで関わってきた子供達に対しても足りない部分である事は私も感じており自己肯定感を高めるように心がけた指導をするようにしてきました。その他のアンケートでは普通体重にもかかわらず【自分の体系は太っている・少し太っている】と答えた女子高校生の割合が多く見て取れる。これはその後に問われるアンケートにも関係する結果だが日本人の高校生は他の国の高校生よりも人の目が気になる事が多いようだこれらは同時に自尊心の低さも見て取れる結果ではないだろうか日々の生活でこれらを気にする事で【最近落ち込む 時々落ち込む】などのアンケートにも反映され日本人の高校生は55%もの人がストレスを感じており他の国の数値よりはるかに高い結果が出ている。ちなみにアメリカの高校生はストレスを感じると何かにあたりたくなるなどの衝動的暴力に繋がる攻撃性面は他の国より高い結果として出ており銃乱射事件などのニュースを裏付けるデータとも言える。

何に対してストレスを感じているのかを問う項目を見てみると 他の国と比べて圧倒的に日本人に多い答えが進学の不安や進路の不安が1番でありこれはすなわち将来への不安であり自分が負け組になる不安だと申して良いでしょう。

 


今まで述べた事がより鮮明になったアンケートが次の結果です。

【自分が価値のある人間である YES】と答えた割合が

日本人9.6%  アメリカ人53% 中国人29%  韓国人40%

【自分に満足しているYES】と答えた割合が

日本人8.7%  アメリカ人39%  中国人16%  韓国人39%

上記のアンケート結果を見ても分かるように圧倒的に日本人が低く青少年のこの様な意識に対して少し残念なようにも感じたのは私だけでしょうか?

 


もう一つ学校との関係を問うアンケート調査を付け加えておきます。

【学校に私を認めてくれる先生がいる YES】と答えた人は? 日本人60% アメリカ人74%  中国人68% 韓国人76%  

【学校に相談できる先生がいる YES】と答えた人?日本人32% アメリカ人64%  中国人47% 韓国人67%

他の国と比べても圧倒的に低い数値と言えるわけでこの様な結果で本当に学校教育やこれからの日本は大丈夫なのかと考えさせるアンケートでもあった。   

    

このアンケートで見えてきた事

今回のアンケートをしっかりと私なりに調べ見てみると自己肯定感が低い人ほど親や教師との関係も低い結果になっているのが見えてきました。これはNPOで過去に調べ調査してきたデータと重ねても同様であり心理学的見地から見ても自己肯定感が低い人ほど実に損得で物事を捉えがちになる傾向にあると思われます。

自分自身がちゃんとした人間であると思う事でそのセルフイメージと照らし合わせ自分はそんな卑怯な事は出来ない・恥ずかしい振る舞いをしない・などにつながり自分はより世の中に貢献するなど損得感情なしに行動できるマインドになると思われる。残念ながら自己肯定感が低い日本の高校生は親との良好な関係も結べないし先生とも良好な関係が結べないこれらは相関関係であり親と良好な関係を結べないから損得での思考が強くなる事にも繋がる。以前国勢調査で年収と結婚を調査した際にも低収入だと結婚率が下がる結果が出ていたがこれもまさに損得感情での人間関係を優先するからこそ起きる事態であり世界的には低収入でもそれをお互いに補い助け合いながら生活をしていくのが普通であり結婚感自体にもこれらの事柄が繋がる事になると私は考えます。収入で結婚感が変わる時代である事も非常に残念な気持ちにもなりました。

 

 

 

 

 

 

今後どのようにすれば自己肯定感を高くする事につながるのか?

NPOで今まで青少年と関わる中でまずは自己決定できる人間になる様に指導してきました。同時に将来のある子供達に自分自身が価値のある人間である事も伝えてきました。単にフレーム通りに成績が良いから褒めたりだけを重視するのではなく自分の好きな事に向かって成し遂げる事に対して褒めたり、時にその目的にどの様に対応するかを助言し自己肯定感が高く損得で物事を捉えないしっかりとした大人に成長するように今後も活動していきたいです。

周りの大人は子供の目的に対してどんどん参考になる事を話し伝え最後には自分で決定するんだとしっかりと教えていかなといいけないのではないでしょうか、これは同時に世界では当然の教育でありむしろ普通であります。今回国立青少年教育振興機構で出たデータをみると美しい日本の姿とは程遠い結果であり残念です。親や先生そして周囲の大人がより良い将来のある子供を育てこの国の未来を良くしていくべきだと考えます。

 


以下の問いに YESなら丸を付けてください

(1)あなたは自分のことが大好きですか?

(2)まわりの人に愛されていると思いますか?

(3)失敗しても落ちこんだり自分を責めたりしない方ですか?

(4)他人から批判されても平気ですか?

(5)人目を気にせずハッキリと自分の意見が言えますか?

(6)大勢の人の前でも、あまり不安を感じずに話せますか?

(7)自分と異なる意見や考えを否定せず、尊重していますか?

(8)あまり怒ったり泣いたりせず、感情的に落ち着いていますか?

(9)人に遠慮しないで、プレゼントなども喜んで受けとりますか?

(10)人からどう思われようが気にならない方ですか?