NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

睡眠の化学

[朝起きれない方へのアドバイス]なかなか布団出られない人は耳を引っぱると効果的です!耳には100以上のツボがあり耳たぶにあるツボは脳へ刺激を与えられます。左右の耳たぶを持って横へ引っぱることを繰り返せば目が覚めやすくなりまた耳全体を揉んだり揺らしたりすれば血行もよくなり体が活動モードに切り替わりやすくなります。そして、二度寝の誘惑に負けそうなときは目を閉じてはいけません目を閉じるから寝てしまうのであり起き上がるのすらおっくうなときはただ目を開けることだけに集中し一点をじっと見つめてくださいね!目覚まし時計はベッドから遠くに置いておけばアラームを止めにいく過程で運動をすることになるので目覚めやすくなります。スマートフォンを目覚ましにするとブルーライトを目が感知し脳の目覚めを促すのでおすすめです!二度寝の眠りは浅い眠りです。7時に起きるために6時半に目覚ましをセットしてスヌーズ機能を使うよりは7時にセットしてスッキリ一発で起きたほうが疲れはとれるわけですから皆様も二度寝は避けると身体はスッキリ起こしましょう!

[朝に身体をシャキッとする]朝起きてからシャキッとしないときは胸にたっぷり息を吸い込んでみましょう!息を鼻から短く4回に分けて吸いお腹に力を入れて口から強く吐き出す。交感神経と副交感神経を支配する自律神経系のなかで唯一自分の意志でコントロールできるのが呼吸です!息を吸うと交感神経が働くので体を活動モードに切り替えることができます。身支度は明るい外の光が入る場所で行うのが理想的です。エンジンがかかりにくい場合は20分から30分窓際で新聞を読んだり朝食をとったりするとよいでしょう明るい光は睡眠ホルモンのメラトニン分泌を止める働きがあるため眠気をとばすことができてより良い目覚めになります。体内時計は全身の細胞に存在しますその親時計マスタークロックは脳の奥深くにあり頭は起きているのに体は寝ているというアンバランスな状態を避けるためには朝食は起床後1時間以内にとると胃腸をしっかり動かすことで全身の体内時計を脳のマスタークロックにピタッと合わせることができます。

[眠気を誘う方法]難しい本を読むと眠くなるという原理を生かして枕元にそういう本を1冊用意しておくと入眠に役立ちます!難しい本を読むと苦痛を取り除くためにβエンドルフィンという神経伝達物質が分泌されこれはいわゆるランナーズ・ハイ状態の時にも分泌されるホルモンで鎮痛効果や気分の高揚や幸福感などが得られるため寝つきやすくなります。日曜日の夜になかなか眠れないというケースの原因は仕事が嫌だからでなく朝寝坊が原因のことが多いと言われています。人間の体のしくみとして起床後15~16時間後から睡眠ホルモンが分泌され眠くなりその後1~2時間すると眠るつまり朝10時まで寝ていると眠れるのは2~4時ごろということになってしまうのでなるべく起床時間をふだんと同じにするか月曜日の夜に早めに寝て睡眠リズムを立て直すとよいでしょう!

[眠れない時]心がざわざわして眠れないとき考えすぎで目が冴えてしまったときには物理的に頭を冷やしてみましょう!保冷剤などをハンカチに包んでひんやりと気持ちいいくらいの冷え加減に調整するかそれをおでこか後頭部にあてると脳の温度が下がって代謝が減速され寝つきが早まります!アメリカの研究報告によると前頭部を冷やすことによって不眠症の人が寝つくまでの時間は平均13分短縮されたという研究結果が出ているのを見てもこの方法は効果的な方法の一つだと言えます!昔から頭寒足熱と言いますよね また頭の外傷を受けて脳死を遅らせる時病院などでも頭部を氷で冷やしたりして脳細胞を眠らせる時があるので眠れない方は一度試してみてください!