NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

コロナで私が感じる現代社会

コロナ禍が約一年以上つづいて私が気がついた事はいくつかあります。

まずは現代社会においての健康についてです。

毎日感染者の人数をテレビは連日報道し病院は患者を受け入れない状況になるなかで私達の健康は現在置かれている事実です。

例えば私なども月に何度か病院に行き患者さんを見る事があります。

以前常勤で働いていた頃とはまるで変わった場所がそこにはあり当然ですか私自身違和感を感じます。

それは患者さん達も感じるところでもあるかも知れません

まず皆さんが病院に行くと血圧を機械ではかり、その血液検査などをした結果を先生に呼ばれて診察され薬が出る

先生は患者さん達の体にもろくに触れずにカルテやパソコンに向かい診察をする最近では珍しくない診察の光景ですが私にはそれが違和感に感じる点です。

この今あるシステムはいったい何が違和感なんだろか?考えてみると

まさにそれは、患者を生身での身体として見ずにデータとして見ているそこに違和感を感じる事に気がつきました。

危機管理などと言う言葉は現代社会においては当然のように論議されたりテーマにはなる話ではありますが患者さん達に対しても生身を管理するよりより分かりやすく管理しやすいシステムになったんだなと理解しました。

しかし一人一人の生身の人間をデータの平均値に合わせればそれで健康的な体になると言えるのでしょうか?

コロナの人数もそうですが以前糖尿病学会が血糖値の数値を変更しました。すると当然に糖尿病の患者さんは減るという状況になりました。

人が平均値を出しているわけで当たり前ですが匙加減で患者の数は増えたり減ったりします。この様な数値はあくまで目安であり個々の健康を管理できるものでは無いわけですから当然日々成人病などは増えています。

その他の病気などにしても増加しているわけで現状ある医学は健康を維持しきれていないのは患者数の増加をみても分かります。

健康を維持する事は難しい事ではありますがコロナの経験が現代社会における健康のあり方をより悪い方向にしない事を祈ります