NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

気をつけて!感染するとこうなる

NPOでも今まで新型コロナの話は多くしてきましたがここで改めて感染した場合にどのような症状で進行していくのかを書きたいと思います。一月より多くの論文などを参考にしときには独自に計算などをしながらまとめて来ました。当初より過度な報道などで予想されるウイルスの感染ではなく不安により起きる外出などの低下、最近では当然ですがうつ病などが増えているようで感染を予防する中で起きる別の健康被害がやはり増えてきている感じがします。もちろん私としても皆様が過度に不安にならない様に論文などのデータや数字の話をして来ましたが感染はしない方が良いと考えますしかし過度な安全性を追求する予防は別の健康被害の原因になりはコロナを予防して心筋梗塞になっては意味がありません。是非今後とも過度な安全性ばかりに目を向けるのではなくご自身の健康状態を考慮した感染予防に気をつけて頂きたいと考えております。

コロナに感染して一部の方は重症化する事がわかっています。重症化すると生命に関わることもありますので用心する事は大切です。今日は症状が出た場合体で起きる状態をわかりやすくご説明していきます。

1 コロナウイルスはどこから体に入るの?

今回のコロナウイルスは上気道あたりでの症状が多いく報告があるので当然ですが口から侵入してきます。口から入ったウイルスは喉の奥の方にくっつき喉の細胞を破壊しそれにより喉の奥の粘膜が炎症を起こすためその後に空気を吸うと風が破壊れた喉の粘膜に触れて反射が起きて咳が出ます。そのごウイルスはおそらく(ここはあくまで過程ですがインフルエンザのように気管に入り込み気管の壁に生えている線毛を破壊していきます。線毛は異物を痰として吐き出す役目がありますがウイルスによりこれが破壊されますのでウイルスそのご気管の先にある肺へと向かい肺を破壊しこの状態が肺炎です。肺炎は体が重だるくなり咳も出て今までに感じたことない倦怠感がおきます。

肺炎になるまでにただ体は黙ってウイルスの侵入を見ているわけではありません。血液中にある白血球を利用してこのウイルスを攻撃していきます。白血球は血管の細胞と細胞の壁の隙間を通りにけてウイルスに向かって攻撃していくのですがより多くの白血球を応援に呼ぶためにサイトカインという物質を出して連絡をします。それによりウイルスがいる場所を特定ができその場所を炎症箇所と認識できる症状が現れ私たちも自覚症状を感じます。しかしウイルスが段々と増えて全身に広がっていくとこの現象が体全身に広がりそこで起きる状態をサイトカインストリームと呼びます。このとき体は相当なダメージを受けますなぜ?ダメージが起きるかと言えば サイトカインストームが起きると血が固まりやすくなるからです。その為例えば脳で血が固まれば脳梗塞になりますし心臓で固まれば心筋梗塞になり身体中の血管で起きる現象を血栓症といい生命の危機になり非常に危険です。

ではこの状況を変えるためには血を溶かせばいいのですがここが難しいところです。もともと人間には血を固める凝固作用と血を溶かす線容作用がありこのバランスをうまく利用して血管の破損した部分を修復していますので単に血液を溶かす薬を投与してもしすぎると脆くなった血管から血が止まらり播種性血管内凝固症候群といい(DIC)といいます。この状況を管理する全身管理の先生は非常に大変な治療になるわけです。

鼻や口から入ったウイルスが血管を廻り全身にウイルスが到達し(菌血症)サイトカインストリームが起き最終的には全身の血管でウイルスに負けた状態になりこの状況を敗血症と言います。

敗血症では他にも酸素を取り込めなくなったり 脈が早くなったり 体温中枢が壊れ40度以上の熱が出るだけでなく逆に熱が下がりすぎたりと特殊な症状が出るケースもあります。

この様にコロナ感染症はけっして甘く診てはいけない病気ではあります。高齢者の方で持病のある方や体の弱い方などは注意が必要です。しかし過度の安全性に傾き真夏に誰もいない場所でマスクをしたり外に出ないで家で閉じこもったり(運動不足)してコロナ以外の病気になるリスクを高めるのは逆に意味がありません 是非情報を精査し各々が健康で健全な生活を行えるように再度考えてみてください!!!