NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

老化予防 アンチエイジ

1 体が老化するとは?

なぜ人は死ぬのでしょうか?それは細かく話すと細胞の中にあるDNAやテロメアと言った染色体が何回も再生していく中で再生不可能になった際に人という生物の最後すなわち寿命となります。これが肉体の死です

老化を知る上で今回1回目の話は少し難しいかもしれませんがこのメカニズムを知っているだけでこの後の予防策をより有効的にしますので我慢してお読みくださいなるべく分かりやすく書いていきたいと思います。

たとえば顔の皮膚ありますよねこの皮膚は1週間に一回表面はすっかり張り変わります。マジックなどで落書きしても段々と色が薄くなるのは表皮が剥がれて生まれ変わるからです。しかし生まれ変わるたびに元の皮膚に張り変わればシワなどはできませんが残念なが複製過程でその情報が正しく繰り返しできなくなると皮膚はシワになり老化を目でも確認で来る様になります。これが細胞の老化ですし時にその変化は病気にもつながりますニキビやオデキなどは何らかの刺激や内部刺激により細胞が病気に変化したものと言えるでしょう。

この現象一つ見てもわかるように老化が進むと体は変化しそれにより時に病気にもつながるわけですから老化は健康でいるためにも我々が防がなくてはならない重要な問題と言えるでしょう。

 


ではなぜ?老化は起こるのでしょうか?それには老化の仕組みを少し知って起くことが重要です。

体の中で起きている老化のプロセスは少し難しい話なのですがこれから書く三つのポイントが原因にあげられます。

染色体テロメアは分裂するたびに自身の体が短くなりますその為分裂していくと段々に細胞そのものが複製できなくなりやがて複製できなくなる状態が老化です。またDNAにおいても太陽から浴びる紫外線や体内で発生している活性酸素により正しい遺伝子情報が受け継がれなくなりそれらが老化を引き起こします。

DNAが誤った情報を受け継ぐと例えばいの壁の細胞が再生する過程で誤って再生すると時にはガンなどにもなるわけです。

二つ目の原因は機能による老化です。

機能による老化とは一つはホルモン分泌の低下 もう一つは免疫機能の低下です。

私たちのホルモンは老化によって分泌が低下してしまうホルモンがあります。まずは代謝をコントロールする成長ホルモン、睡眠をコントロールしているメラトニン、活力や気力に関係する性ホルモンなどがその代表になります。

ホルモンバランスと老化現象のメカニズムはまだはっきりと分かっていない事も多いですがしかしホルモンバランスが崩れれば体の機能に影響が起きるのは当然でありそれにより老化が進む事に繋がるのは間違いではないでしょう。

一方で免疫機能の低下は体が細菌やウイルスに感染するとそれらを排除したり再感染を防ぐ事が力が低下してしまいます。免疫機能は環境やストレスなどでも低下するわけですが加齢によっても免疫システムは低下してしまい結果老化の原因になります。

最後に老廃物による老化です。体を動かす時には当然酸素が使われますが酸素を燃やすと老廃物として活性酸素が出てきます当然この活性酸素を除去する機能が体にはありますが老化によって段々とこの機能が低下してしまい結果体が老化してしまいます。もう少しわかりやすく書くと活性酸素は体の細胞をサビさせてしまい効率の良いエネルギー産生を行えなくしてしまいます。

老廃物による老化にはもう一つ糖化と言う仕組みもあります。糖化とは血中で余った糖分がタンパク質に取り憑き焦げ付いた状態になる事です。糖化も細胞を機能不全に陥らせ体を機能不全にしてしまいます。

ダラダラと老化が起きるポイントをいくつか書いてきましたがこのポイントをいくつかおさえておくとこの後にどうしたら私たちの体を老化しづらくするかのヒントにもなりますのでややこしいかもしれませんがお付き合いください。

次回はこの事をふまえた対処法を書いていきたいと思います。

 


前回は老化のメカニズムを書いてきました今回はではどのように自分自身で老化を遅らせることができるのかその辺りを書いていきます。

相変わらずですが携帯端末で時間のある時に書いているので誤字脱字などなど多数あると思いますがご了承ください^^;

1 成長ホルモンを分泌させる

成長ホルモンは死ぬまで出続けますしかし歳と共にその分泌は低下するのも事実です。成長ホルモンを効果的に分泌するためにはまずは方法も大事ですが運動を習慣化あさせることも重要です。例えば駅の階段をいつもは使わないけど体を意識して使い始めたり坂道を小走りで走ったり朝起きたら5分運動したりとまずは大きな目標を立てるより運動を習慣化させることが重要です。運動は当然筋肉を動かしその結果成長ホルモンを分泌させるきっかけになります。筋肉の疲労回復や機能回復には成長ホルモンが不可欠だからです。

2睡眠

二つ目は睡眠です。当然成長ホルモンの分泌は寝ている時が一番放出してくれるので睡眠は重要となります。昼は体を動かし夜は眠ることはアンチエイジングの第一歩です。

3活性酸素を食事で予防する

活性酸素をなるべく増やさないようにするためには多量に食べないすなわち腹八分目にする事から始めると良いでしょう。満腹感は脳の活動を低下させるだけでなく胃腸を刺激し炎症を起こりやすくします。また抗酸化作用が高い野菜や果物から取れるビタミンA C Eや大豆に含まれるイソフラボンや緑茶などに含まれるカテキンなどを多く取り体が酸化することを予防する事が重要です。逆に脂質が高い外食や悪玉コレステロールの原因になるようなトランス脂肪酸が多いマーガリンや添加物を多く含むハムなど揚げ物やインサタンと食品などの酸化した食べ物はなるべく避けるようにしてください

糖化を防ぐ事につながる方法としては料理方法として強火などの調理を減らして 低温調理や蒸す煮るなどの方法を増やすことで糖化を防ぐ効果がありますので老化を防ぎたいのらば是非実践してみてください

 


4 コミニュケーションの重要性

コロナ禍でなかなか人と接する時間が少なくなってきている昨今ですが人と接することが脳の老化を防ぎます。同時に退職などして人から必要性を持たれない状況になることも脳を老化させる原因の一つになります。小さなことでも誰かに必要とされる環境を作ることは老化を防ぐには重要な要素になりますので地域活動やそのた人と関わる環境を多く作っていくことが老化を防ぐ事にもつながりますので意識してみてください

 


老化は当然病気や怪我へつながる原因です。自分自身の体を知りその仕組みをうまく利用することがより健康寿命を伸ばすポイントになると考えます。