NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

更年期障害 1

女性の成長には 成長期 生育期 更年期と三段階があります。更年期に入ると体は様々な変化が起きてきます。特に日本人女性の平均寿命は87歳くらいまで今は上がっていますので更年期に入ってから約30年は体とうまく付き合っていかなくてはなりませんから更年期障害をうまく乗り切ることは生活をする上でも重要とも言えるでしょう。

 


更年期障害とは?

更年期トラブルを単に月経のトラブルと考えている方も多いとは思いますがそれだけではありません 

更年期障害とは卵巣の機能がピークを過ぎて機能が少しずつ衰えていき閉経するまでの期間の事を言います。飲んでいる薬や持病とは関係なく12ヶ月生理が来なくなった状態を自然な閉経と言われています。

年齢的には36歳から60歳の間に更年期障害は起きてきますが平均的には50歳くらいが多いとされています。

更年期には2段階あります。35歳から50歳までの下準備期間があります。女性ホルモンの分泌が徐々にへり生理が乱れてきます。この段階がだいたい4から5年くらい続きます。この4、5年の後半あたりで体質により体に不調が起きる可能性があります。そして閉経が起きより女性ホルモンの分泌が減り後半に突入するのです。更年期障害は長い方だと10年くらい続くこともあります。

当然更年期障害は徐々に軽減し次第に消失するのですが女性ホルモンの分泌低下により慢性疾患や生活習慣病になりやすくなるので更年期時期は女性にとっては要注意な時期とも言えるでしょう。

更年期障害とは卵巣の活動が低下し女性ホルモンの分泌が低下することで体の様々な機能が低下して起きる体の変化であり初期からだと10年20年続くこともありますので病気などにも気をつけるだけでなく上手に変化に対応する方法を知っていくのも重要かと考えます。

 


自分自身で更年期に入ったか確認する方法

始まるタイミングは様々です。生活環境や体質などでも違ってきますので特定するのは難しいです。しかし目安としては遺伝的要素も近年では関連していることが分かってきていますのでお母さんやおばあちゃんなどに聞いてみて大体の自分の時期の目安にしていくのも良いと考えます。

自覚症状的には急に生理周期が読めなくなったり出血量が減ったり、増えたり、急に止まったりなどのは更年期の始まりのサインでもあります。その他にも体が急に火照ったり、浮生理前にむくみが酷くなったりなどもサインとも言えます。

これらのサインを見逃さないことも重要なポイントです。

 


主な症状

汗が異常に出る ホットフラッシュ イライラする 睡眠障害 意味もなく動悸がする 細菌慢性膣炎 頻尿 疲れやすい 記憶力の低下と症状も様々です。

 


更年期障害とは卵巣の機能が低下し女性ホルモンが出ずらくなる事で起きることはすでにお話ししましたが女性ホルモンは単に生理を起こすだけでなく血圧やその他体の調整にも使われていますので症状も様々です。

 


今回のまとめ

女性の更年期には指先の関節炎やその他骨が弱くなったり 糖尿病などの生活習慣病になったりする方を多く目にします。更年期の始まりを意識することで更年期の症状を軽減するだけでなく自分自身が更年期に入ったタイミングで例えば最近関節が原因なく痛いとかの場合は今までよりも運動を増やしたり冷たい飲み物を控えたりと自分自身の生活や環境その他食べ物などを自分自身の更年期にあった環境に変えていくことが何より重要かと考えます。

 


更年期体する話は対策に至るまで何回かに分けて書いていきますのでお待ちください