薬膳においての山芋は多くの東洋医学の本でも記述があり新農本草系、本草綱目、日華子本草
東洋医学の本には山芋についての記述が多く書かれています。気を養い、脾臓を養い、腎を養う薬草で古来より使われています。
簡単に言えば元気をださせる食材です。
近年の研究では山芋の成分には免疫力を上げる効果や抗酸化作用、気力を上げるなどの効果があると言われています。
ちなみに、漢方では山芋は平属性であり、甘味、肺、腎、脾に効果をはっきし消化器系や泌尿器系などの治療に用いられる食薬でも有名で四大効果としては、滋肺🫁健脾、滋腎固精、血糖値下げるなどがあります。
健脾とは消化吸収を補佐して消化不良、食欲不振、疲れやすいなどがある方には良いでしょう。
滋腎とは足腰が弱い人や、頻尿、おりものが多い方などには良いでしょう
滋肺とは長引く咳や風邪をひきやすい方などに効果をだします。
血糖値を下げる効果もありますので糖尿病のかたなどにも良いでしょう。
さて、食べ方ですが生ですり下ろして食べるより加熱した方が良いです。
特におすすめなのは蒸して食べる方法です。私は癌などで体重が減り尚且つ体力が落ちた方などには山芋を蒸して食べるように勧める時があり最近では肺がんの80歳の女性のケースでは体重増加にも効果を発揮したケースがありました。
生で食べるとお腹が弱い方などは下痢などが起きるのと加熱した場合では便秘になりやすいので週に二、三回くらいの摂取が良いでしょう
山芋は女性ホルモンに似た性質があるので女性ホルモンが減る更年期の方などには良いでしょう。