NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

PCR検査=コロナ患者???

昨日は東京でPCR検査陽性者が822人になり

感染拡大のニュースがテレビを賑わせていますが

あらためて私は訂正したい点があります。

それはPCR検査が陽性=コロナ患者ではないという事です。

PCR検査で陽性という方が出たのならばメディアはPCR検査陽性者が822人と報じるべきでけっしてイコールコロナ患者だとするのは間違いであるからです。

メディアの影響か巷ではコロナ患者増えてるねとその情報を聞いた人は不安になっている人も多い事でしょうからここは冷静に情報を精査して聞く耳が必要な点だと思います。

この季節ならばむしろ、インフルエンザ、レジオネア、マイコプラズマ、肺炎と肺にでる疾患以外のもので疑われた発熱を伴う疾患疑い者にPCR検査をし確定した人をコロナ患者と判断するべきで科学的かつ医学的に医師が疑いある人に検査する様にいったからだけで検査しても正確な反対は出来ないと考えます。

その根拠は、例えば感度90%特異度80%の検査を人口10万人の都市の人に全員に検査したのならばこの検査の信頼性を確立で求め 

10万人に対してかりに0.1%の感染率だとして

実際コロナはこんな感染率は高くないですがかりに0.1%としたら

陽性者は9人として

9÷2,007人×100として0.45%の信頼性ですので

そもそもこの検査やる意味があるかなと?

考えるべき信頼性の検査でありいたずらに騒ぎ立てる話ではありません

ちなみに、医学的検査はあくまでその病気になっている可能性が高い人にやるからこそ有効であり

なんでもない人に腫瘍マーカーなどの検査やその他の検査をしても丸切り意味がないのはこの計算からも分かると思います。

この様な時期には情報はより精査して聞く耳を持たないといたずらに不安を抱える事になりますので気をつけて下さい