NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

ツボ•経穴を科学的に説明する

肩が痛い腰が痛いとツボを押すと良いなどと言われていますが実際ツボがどの様に効きまた反応があるかは諸説ありますが今回はその辺りを少しわかりやすくお伝えしていこうと考えています。

ツボ•とは日本ではよく使われる言い方ではありますが、経穴(けいけつ)とも言われています。漢方医学ではこの経穴が14種類の流れの上にあるとされていて痛などの治療に使われている事は皆様もご存知でしょう。

ツボ•経穴は痛みを取る場所と言うだけでなく症状が現れる場所でもあり体の不調を知る上でも大切な場所になります。

西洋医学的にはおそらくトリガーポイントがツボに当たる意味や場所になるかなと考えます。

現在WHOなどでも漢方医学は西洋医学と並び広く様々な治療に利用され認知されてきています。

私は以前より単にツボは神経を利用した反射だとWHOなどでも認識されているようですが、特に自律神経系に対しての反射点ではないかと考えていました。最近では考えを同じくされる先生で北里大学東洋医学教授の伊藤先生なども同じ様な発表をされています。

コロナが流行っていた時期に増えたのが検査などにより異常が見られないなかでの熱症状を訴えられる方の増加でした。

私も幾人かの治療に携わりましたがやはりその際にもちいた手法は漢方医学でした。

先程にも話した様に一つには自律神経系の以上を漢方医学的に腹診などより分かりその症状に対してはやはり経穴にアプローチをし安定させる事が一番だと考えたからです。

数ヶ月熱がある方なども治療から平均二週間ほどで下熱し症状も穏やかになられたと思います。

西洋医学は言語数値化するつまりは左脳的な医学に対してツボなどは感覚的な右脳的医学だと言えるでしょう。それだけに視診、触診、腹診などに対して診る側の身体的な感覚は重要になり

ただ、ツボを押せば反射がおきるわけでもはありません

また、ツボなどの効果をあげる為には日頃から呼吸などにより自律神経系を安定させるように患者さんにも努力してもらう必要などもあるでしょう。