骨粗鬆症の治療は近年高齢者に多く使われる治療薬の一つでもあります。
まずは骨折と骨密度の話をしましょう。以前にもブログで骨密度については書いてありますので詳しくはそちらを読んで頂ければ良いかなと思います。
先に結論を言えば骨密度と骨折の因果関係は破壊の物理学としてはっきり関係がないですしこの話についてはすでに多くの研究がなされて分かっています。簡単に言えばスカスカのスポンジと密度が濃いガラスを同じ高さから落としたとしてどちらが割れてしまうでしょうか?
答えはガラスですよね
つまり密度と破壊は関係ありません
では、なぜ骨折するのでしょうか?それは簡単です。転ぶからです、高齢者に骨折が多くなるのは転倒リスクが上がる為でありつまり筋力の低下について気をつけて行く事が何より骨折を防ぐ事であり当然健康寿命を伸ばします。
次に
骨密度を上げるビタミンD活性剤に対しての話です。
この薬は世界各国で研究が行われていて近年効果がない事はランダムか比較試験などでも言われてきています。
私は効果機序を以前から難しいのではないかという点や得られる利益より副作用が強い事を考え使われる方には話をしてきました。
欧米では既に使われなくなってきている事も事実なので今後日本でも使用されなくなると考えています。
結論から言えば
やはり骨密度を上げるには適度に日光を浴びていい食事を摂り、運動をする事が何より大事でありまた骨を強くするだけでなく転倒リスクを下げる方法だと考えますので皆様もよく考えて日頃飲む薬をご自身でも見直してみてください!