NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

この季節手足が寒い 体温が上がらない

感染予防にもつががる話として基礎体温があります。体温は平熱36・5度以上から37度が正常です。この体温より下の方はウイルスなどが体に入った際に増殖しやすい状況になります。それだけではなく多くの病気の原因特に癌などもなりやすことは分かっています。

手足が冷たい方や基礎体温が低い方などは最近増えていますがこの状況を長く続ける事は当然病気へのリスクを高める危険性がありますので注意してください!

 


 ○ 体温が低い方の原因

体温が低い方の原因で一番は代謝が悪いという事です。これは当然代謝が悪いと体の中で熱を産生できませんから体温が上がりません

しかし中には運動もしていて筋力もあるのに体温が上がらない人などの中には 甲状腺の機能が低下している恐れがあるので要注意なことがあります。

甲状腺は喉の中央にある器官で特に重要なホルモンを産生してくれる働きがあります。血液検査などで異常がなくともこの機能が下がっていることがしばしばあり先ほど述べたようになかなか体温が上がらない方などは注意すべき点です。

特に甲状腺機能低下症で有名なものとしては40代から50代くらいに起きる橋本病がありますがこれは自己免疫疾患といい自身の免疫が甲状腺を攻撃し甲状腺が炎症を起こし起きる病態です。なので基礎体温が低く調子がわり方などは一度検査することも重要でしょう。

検査後異常がなくとも体温が上がらない方は甲状腺の機能が弱くなっているかも知れませんので次の事に気をつけて見てください

甲状腺の機能を改善する方法
1 腸の機能を改善する 低体温の方には多く便秘の方を目にすることが多いです。腸は甲状腺を刺激するホルモンを産生してくれる重要な器官になりますので腸の改善をお勧めします。腸の改善方法には色々ありますがここでは長くなるので書きません次回なたご紹介します。

2 体の中を酸性にしない 体が酸性に傾くと甲状腺の機能は低下しますので体が酸性にならないように食品などを気をつけてください

3 酵素をしっかりととる 甲状腺からでるヨードを活性するには酵素が重要です。亜鉛やセレンが不足すると甲状腺の機能はやはり低下しますので酵素をしっかりと取りましょう!

4 副腎皮質ホルモン これはコルチゾールと言うホルモンが甲状腺に対して機能を低下させますので日頃からのストレスを軽減させることも重要となります。

上記でわかるように日常生活習慣での改善が必要になります。若い女性などでは間違った糖質制限などをすることでも低体温になりますので気をつけてください