NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

新型コロナ第二波に対して自分自身で出来る対策

暑くなり気温、湿度共にあがりウイルスも不活化する時期になって来ましたね この様な時期なのでできれば今のうちに第二波に対して備えていくべきだと考えます。抗ウイルス薬やワクチンの開発が急がれる状況ではありますがそもそもコロナは風邪です。毎年流行っている風邪などと同じように今後も流行することでしょう薬に頼るのはいいですが薬には副作用があります。特にウイルスの増殖を抑える為にはDNAやRNAに影響がでる副作用が特に怖いです。テレビなどでは問題は少ないとは言うもののやはり臨床年数が少ない薬は怖いですよね 何より大事なのは薬ではなく自己の免疫システムを強くし感染しても重篤化しない体をこの時期に作り第2波に今のうちから備える事が一番に大事です。今回は武漢風邪の一月からの中国やアメリカヨーロッパの論文やレポートを参考にし自分でもできる対策をまとめたいと考えます。

※ 花粉症がひどい方や生理痛のひどい方肥満症の方は特にこれから書く内容をしっかりと行ってください これらの方々は体の中で炎症が普通の方より多く起きていますのでコロナに対しても要注意です。

1 生活習慣の見直し

近年テレビCMなどで〝風邪は引き始めが肝心とだから早めのパブ〇〇〟などとテレビから流れるのをよく見ます。しかしこれは一部間違っています。確かに風邪は早めに治して引き始めが肝心ですがそれは薬を飲む事ではありません 風邪をひいいて悪寒がしたり体調がすぐれないならばまずは休息です。早く家に帰り37度ぐらいならばお風呂に入りその後早く寝るのです。薬を飲んで無理をしてなどを従来通りすればコロナで重症化することでしょう。以前にも話しましたが事実と真実は違います例えば風邪は引き始めが肝心ですが薬を飲むのは正しいとは真実ではありません!真実は鼻水や咳はウイルスを外に出す免疫システムですし同時に熱はウイルスを殺す為の防御です。それを早期に抑えてしまう事で事実は症状は緩和させますが真実は風邪を長引かせます。それにより体力が低下し普段感染しないような細菌が感染し肺炎などになるのです。肺炎は風邪をこじれせて起きるのではなく風邪を長引かせる事で別の細菌が体に入り込み引き起こす病気です。この辺りは注意が必要で第二波が来ることを想定して生活習慣特に風邪などを引いたならば無理をせず早めに静養する事が次の感染を防ぎます。

感染初期は風邪の症状が出ます。この時期にしっかりと静養し体を休め暖めてコロナを初期で自分の免疫力で勝つことが重要です。実際に軽い症状で終わるケースの方は多くは自己の免疫でコロナを抑えこめているわけですからそれと同じように感染を今までしていない方は初期にちゃんと体調をコントロールする事が重要になります。

風邪薬や風邪での病院への通院はよほど余病がない限り3、4日しても咳などの症状が止まらない時にかかるのが実際は望ましいのです。

会社や学校なども今後は根性で乗り切る風潮はやめ気兼ねなく休める環境づくりを進めていく事こそ重要です。

 


2 多くのレポートや論文から見てわかる自分の免疫力を高める方法

免疫力とは体の外からバイキンが入ってきても生きる力です!!

その1 筋肉を鍛える!!!

新型コロナはインフルエンザより長くウイルスと戦わなくてはいけませんその為治るまでの期間約2週間戦え続ける為の体力すなわち筋力を鍛える事が重要です!!なぜ筋力??と考える方もいるでしょうね筋肉は当然関節を動かす仕事をしていますが筋肉を動かす為のエネルギーは筋肉の中に糖分として蓄積されています医療系の学生の為に生化学や代謝学で話すとグリコーゲンが筋肉には多く含まれていてそれを分解してグルコースにしてエネルギーとして使用しています。またタンパク質も多く含まれておりそれも分解してアミノ酸にし体でエネルギーを作り出します。このように栄養素の塊の筋肉は多いほど長期の療養には必要な存在になりますしっかりと運動をしましょう!!

 


その2 食事

高度の加工食品特にコンビニなどのお弁当や冷凍食品などには添加物が多く含まれていますので避けましょう!これらはDNAやミトコンドリアなどにも大きな影響を出す場合がありますので免疫システムそのものを低下させる原因です。特に花粉症がひどい人や生理痛がひどい人肥満症の方は気をつけましょう!!

食事でもう一つ重要なのはビタミンです!特にレポートや論文などでもたびたび出ていたビタミンCとビタミンDは是非多く今のうちにから摂取する様に心がけて置く事が良いでしょう。

ビタミンCは水溶性ビタミンです。水に溶けやすく3、4時間おきにこまめに摂取するとより効果的です。

ビタミンD脂溶性ビタミンですので体に蓄積していきます。ただしこのビタミン実は発見された際にビタミンと似たような働きをしている所からその名前がつきましたが実はホルモンなのです。すなわち食べ物から摂取するというよりも体の中で合成して作る物質でコレステロールを分解して作られる事が知られています。

今回スペインやフランス イタリア オランダなどではこのビタミンDが30を下回ると死亡率が上がるデータがありましたが日本でも北海道など北の地域に対して考えると日照時間が少ないわけですから確かにビタミンDの不足は当然良くないのかなと考えます。

この事から日頃から太陽に浴びてビタミンDを蓄積する習慣をつけておく事も重要ですね ビタミンDにも種類がありますので特にビタミンD3を体に貯めると容易でしょう。ちなみにキノコなどに含まれるビタミンはビタミンD2になりますので少し違います動物性からの摂取になりますね

その3 メラトニンを多く作る環境

メラトニンは睡眠を誘発する脳神経の神経伝達物質です。睡眠は非常に重要ですからなるべく夜は部屋を暗くしてメラトニンの分泌を多くし良質な睡眠につなげましょう。同時に近年メラトニンは癌の抑制効果があるなどと注目されている物質でもありますので是非知っておいて下さい

 


その4 肺活量を強くする!!

当然コロナは肺炎を起こしやすいですこのときに肺活量が多いに越したことはありません 大きく息を鼻から吸い吸うより長く口から吐き出す深呼吸を毎日行ってください 出来る方は風船などを膨らませるリハビリを行ってみるのも効果的です。

 


その5 微量元素の摂取

コロナ感染時に味覚障害が起きる症例が多く報告されていましたが元々その方が亜鉛の摂取量が少ない方なのかも知れません 牡蠣や切り干し大根などを食事に多く取り入れて亜鉛を摂取しておきましょう。

マグネシウムの摂取もわせれずに行ってください

 


第二波は必ず来ます。僕は当初感染拡大のピークを4月上旬と皆様にお伝えしていたかと思いますが次の発生は恐れく早ければ10月後半 もしくは11月ごろより発生が始まるのではないかと予想しております。是非それまでに生活習慣を従来と少し変えて今回お伝えしてきた内容をしっかりと行い自身の免疫力を上げ感染しても負けない体を作ってください!!

同時に第二波と同時に地震などの災害が起きるかもしれませんその辺りも意識して準備しておくのも良いかと考えます。

緊急事態解除ごの方針を聞くと国民に状況を委ねる話ばかりで政府が行う内容は見えてきませんし今回の自粛中を見てもやはり自分や周りの家族を守るのは己自身です。