NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

アフターコロナを現時点で考察する

新型コロナが発生しその後自粛が始まり2週間が経とうしています。私はコロナ発生時からこのウイルスの論文やレポートを読むのと同時に終息後の世界を考えてきました。明らかにビフォーコロナよりも1日1日が早く世界は急速に変化して来ています。先行き不透明ですが現状でafterコロナの状況をまとめている人がなかなかいないのでならば自分自身で情報や現状を一度整理てみようと思い夜中の2時ですがiPadの前に座っています(^_^;)。少しでも多くの方がアフターコロナを想像しまたこんな時期だからこそ希望を持てる材料として参考にしていただきたと考えております。

 


1 今までの日本と感染症の歴史からこれからの日本や世界の情勢を考える

今まで普通に行っていた学校に通えずまた今まで普通に掴まっていたつり革に触れないようになり我々の生活は確実に変化してきています。ユニクロの柳生会長などは会見で【世界は今回のウイルスにより一つになった】と述べていますが確かにそうだなと私もそう思います。人類の歴史でみるとスペインが南アメリカに侵攻していく時にはペストがあったりモンゴル軍侵攻の際にもペストが人類に対して影響を与えてきた事実があり現代においてもSARS、MARS、HIV、エボラ、その他多くの感染症が発生しています。しかし幸いな事に日本は島国ですのでおそらく聞いたことはあっても今までは遠い世界の話であまり実感のない方が多いと思いますが人類と感染症は古来から現在進行形で我々の課題である事が分かります。

その様な状況のなかでテレビでもワクチンや薬の話題が取り上げられ事がしばしばあります。それをみた人の中には現代の科学があれば薬やワクチンがすぐに出来ると考える方も多いのではないでしょうか?しかしよく考えてみてくださいHIVSARSやMARSこれらはワクチンはありませんよね今も最先端の技術を用いても当然これらのウイルスを打開できずに今も人類は戦っている状況があるのです。つまりこれは終わりのない戦いである事が言えるのではないでしょうか

これは今回のコロナウイルスも例外ではない事を一つ覚えておかなくてはならない事でしょう。

近年で今回のコロナウイルスの様に世界的に広がりを見せたウイルスにスペイン風邪があります。スペイン風邪は1918年第一次世界大戦が起きた時に全世界で流行しましたが当時の世界をみるとより都市化が進み人々が密集し同時に世界大戦において移動手段も増えたなかで兵士が長距離での移動が出来る様になったのがその要因の一つであります。

このスペイン風は5億人が感染し流行時期もなんと3年にわたり終息と発生を繰り返したウイルスで大きなウイルスの発生は3回あったと過去の報告などでは書かれています。

この歴史からわかる事をまとめてみるとまずは日本で今発症しているのは中国で発生したコロナが第一波 日本は第二波 この後にも第三第四がある事を予想しなくてはなりませんし一ヶ月や二ヶ月で終息するのではなく長くては三年くらいは終息にかかると考えておく事が重要になりますし現在170万人が感染していますが今後もっと感染者は増えるという事も5億人が感染したスペイン風邪をみても想像できると考えます。

a これらをふまえて今後日本はどうなるか?

・経済状況

今後日本はどのようになっていくのかは生活や仕事をする上で重要になる事でしょう。経済においては以前あったリーマンショックの比ではない事は現時点でもみて取れます。リーマンショック時には半年をかけて景気は落ち込んでいったのですが今回のコロナでは一ヶ月でほぼリーマンショックに並ぶ状況になりつつあります。現在この経済を回復させる方法はなく世界的にみてもこれを解決している国はありませんなので確実にリーマンショックを超えるのはこの時点で想定しておかなくてはなりません

同時にそれ以上すなわち1929年に起きた世界恐慌の時ほど落ち込むと例えばアメリカなどではGDPがその当時27%減少し失業率は25%減少しましたこれは給料が30万手取りの方がいたとしたら20万になる計算になりますし三十人いる教室の子供の親の八人くらいは失業しているような状況にまで落ち込むことになります。現状を考えるとこの様な状況になる事も想定しておかなくてはなりません

・入国制限

その他にもコロナウイルスは一ヶ月や二ヶ月では終息しない事を考えると各国の行き来はまだしばらく閉ざされる事は想定できます。日本では一旦終息してもその後に東南アジアやアフリカなどで拡がっていますので入国制限などをしていかないとすぐに又感染症が日本で拡がってしまうからです。

・対中政策が今後厳しくなる

アメリカは今回のコロナの発生が中国にあるとして調査を開始し始めました。(この件についてレポータ別にありますので興味のある方は言って下さい)それだけでなく元々アメリカは中国に対してこの所経済的にも摩擦があったりしていましたから当然今回の状況を経て世界的に広がりを見せるのは当然想定できます。元より私自身中国に対して差別的感情はありませんが中国は民族問題や人権問題その他には公害やモラルの面ですとか商品価値が低い物の製造などがあり世界的に皆が中国リスクは承知した上でしかし中国の物凄い勢いの経済力におされて今日に至ってきた状況があります。日本でも爆買いの中国利益やアマゾンでの買い物を通して恩恵を受けてきましたがこの件を経て各国の対中感情が悪化し中国と関わると取引しないなどと言ってくる政府や国が出来くるでしょう。

・2020年から2022年のながれ

2020年コロナショックの始まり世界中が混乱の中で終わっていくでしょう2021年になりWITHコロナになりコロナが終息するとどこかで発生しを繰り返して発生する状況で入国制限などがは当然あるでしょうまたコロナに気をつけて生活する事が当たり前になる時代コロナに関わらず感染症を意識して生活する時代になると考えます。2022年afterコロナになり今までとまったく変わった世界になり我々は新たな時代を迎える事でしょう

日本では2020年2月から3月が感染初期が始まり大都市圏での感染拡大が起き4月から5月になると地方の都市圏でも広がり自粛要請が強まります。六月になるとピークになります中国や韓国をみてもピークがダラダラ続くのが分かりますからこの辺りから各企業も二月三月からの悪化した経営を苦にして倒産が起きてくるでしょう。七月から九月にかけて一旦コロナも終息を迎えますがあくまで一時的、途中六月辺りからイベントやその他の事業もやもえず強行的に事業を再開して来るところも出て来ると考えられます。夏くらいに倒産ラッシュや失業率の悪化などが起きると考えられ逆に夏以降から仕事を再構築していく時期になりコロナ発症後から考えると新たな展開が芽生える時期になる様な気がします。秋から冬にかけて第2波第3波が起きてきます。これは局所的かもしれません2021年春以降に薬などが認可だれてきて来年夏くらいには世界的終息が見られてくる状況ではないでしょうか

・2021年以降の日本経済と社会

日本経済は段々と疲弊し世界的に貧しい人が増えるでしょう日本も例外ではありません2割から3割所得が減り失業者が増えるでしょう株や土地だけでなく金融資産の価値も半分以下に落ち込む事になるでしょう当然物が売れない時代に突入する事が予想されます。社会は三密を避ける体制が当たり前な状況になっていく事になりますので飲食店や回転数を気にするビジネスは工夫が必要になり事務所などのイノベーションが増えていく事でしょう。こうなると都会の意味や価値が下がります今までは直ぐに会える場所の価値やその他効率が良い状況が都会の価値を上げていましたがこれらが感染を拡大させる事になるわけですから今後は都会での価値が低下し大都市から地方への人材の流失が増えてくるのは当然です。

・IT DX(デジタルトランスフオーメーション)

デジタル化が一足飛びに進みます。特に世界からも送れている行政などはITは今以上に進みますしテレワークやその他が当たり前の様に変化していきでしょう。IT化していかなくては感染症リスクを避けるあれない状況になるでしょう