甘酒は江戸時代から飲まれている日本人にとっての栄養ドリンクです。冬に飲まれる甘酒は実は俳句の季語では夏の季語になります。これは昔は夏場に亡くなられる方が多くそれにより当時滋養に良い飲み物として甘酒は夏場に多く飲まれていたからです。
・甘酒は 酒粕で作る甘酒と米と米麹で作る二つあります。点滴になる滋養を必要するのは米と米麹がから作る甘酒になります。
・ちなみに 〝こうじ〟漢字は二つ存在します。麹・糀どちらも存在しますが大陸でこうじは麹 麦由来なのでこの字を使いますが日本ではお米を使ってこうじを作るので【糀】この字を使います。
・糀は米に生えた菌ですがこの菌はすごい菌で名前をアスペルギルスキナーゼと呼びます。日本にしかいない菌でこの菌により醤油やお酢又味噌などが作れるわけで日本人には欠かせない菌であるだけでなく国菌に指定されています。
・甘酒には400種類ものビタミンやミネラルが含まれています。特にビタミンBやブドウ糖オリゴ糖アミノ酸などは身体にとって不可欠でありまさに飲む点滴と言われる由縁です。
・甘酒に含まれる酵素は高峰譲吉先生が発見しこれはタカジアスターゼと言い消化を助ける作用があり100年も前より胃薬として使用されています。おそらく100年もの間現役の薬として使用されている薬はあまり無いと思います。
甘酒のレシピ
お米一合(炊いたお米うるち米か餅米)に300mlの水を入れて55度くらいの温度にし糀200gをよく混ぜて6~7時間55度で保温します。
是非一度お試しください!!