NPOメディカルヘルスケア療法協会

NPOの公式ブログとして 〝病気になりづらい身体づくり〟健康をテーマに信頼性が高いエビデンスがしっかりとした研究を基にした論文を分かりやすくお伝えし皆様が正しい知識を日頃のヘルスケアに役立てもらいたいと考え日々発信していきます。

PCR検査の必要なの???

昨日大阪が自粛制限が解除され段々と普段の生活が戻ってきましたね しかしまだ周りからは感染に対する不安の声も多く聞こえてきます。おそらく未だに検査などの話があると当然今回のウイルスが他のウイルスと違うイメージが先行してしまい警戒される方も多いのではないでしょうか?今まで新型コロナは他のウイルスと変わらない事をブログでも何度か書いてきましたが今日はPCR検査の必要性について書きたいと思います。

・先に答えを出せばPCR検査は今更やっても無意味だと考えます。もし今回の専門家会議の定義で当てはめるならインフルエンザも死亡率からみて当然PCR検査をするべきでありますし1月2月の時点で専門家会議にいる疫学者が疫学調査の為に統計を取るのならば必要かもしれませんが症状や経過がここもで分かってきている現時点ではむしろ抗体検査の方が有効性が高いと考えます。

そもそも今回のコロナは1月から多くの海外の論文やレポートを読んできましたが一つ日本が他国と違うまたおかしな点は実態調査の数字が出てこない点です。専門家会議まであるのに政府もその他も実態調査のデータを公表していない事です。唯一あるのが慶応大学が新型コロナウイルスに関係ない人達にPCR検査をやったデータがあります。それで見るとコロナ感染していなくまたコロナウイルス接触も無い方々のなかで5.97%の方が感染していたデータがあります。このデータで日本人の人口で計算すると730万人(計算は独自の計算なので多少前後します)の方が感染している計算になります。もちろんこの人たちにはほとんど自覚症状も無いですし恐らく普通に生活していたでしょう。

私がおかしいと感じる点は日赤が献血から採取した血液でどのくらい抗体があるのか5月1日にだすと話をしていましたが未だに出てこない事は不思議な点でもあります。この点にかんして学会を通じて厚労省の役人に私は先日話をする機会があったので質問してみるとやってるかやってないかも言えないと言ってくるのでこれは正直おかしいと感じました。

 


・メディアなどでは確かに特異的な症例などを取り上げてあたかもコロナウイルスがその他のウイルスと違うのではないかと思わせるイメージが先行していますが前回ブログにも書いたように症状から重症化に対しての流れもインフルエンザやその他の風邪と変わらない事は紹介しました。SNSなどでは細菌兵器などと言う話もあり多くの情報が不安を助長しているのではないでしょうか?しかし1月から発症して5月になり十分にわかる事は高感染率すなわち感染は確かにしやすいという事ですがこれもインフルエンザと同等もしくはインフルエンザよりもかかりにくいですし症状としても低劇症化です、低劇症化とは物凄くひどい感染症になるリスクも低いです。死亡率も当然かなり低いです。ちなみに2018年のインフルエンザでの死亡者数は3,800人今回の新型コロナでは800人弱これでも分かるように緊急事態宣言が必要だったのか?と考えてしまします。自粛警察などと言うやからが最近では出ておりお店に自粛のビラを貼ったり都会のナンバーの車に対して出て行けなどと発言する輩がいるらしいですが村八分的な話ですしそのような一部差別主義者からは自粛したから800人で済んだのだとか自粛したから封じ込めに成功したとか色々とまた意見もあるでしょうがそもそも2月の時点で私は暑くなればウイルスは当然不活性化し終息していくと話していましたこれもまた他のウイルスと何も変わらない事実ですし専門家でなくと科学を知るものでは当然な話でもあります。確かに癌の患者さんや重度の慢性疾患の患者さんにとっては注意すべきウイルスではあるかもしれませんが普通の生活をしている方々にとっては何も怖がる必要もないですしむしろ今まで風邪と同じ対策をする事をおすすめいたします。(麻黄湯は初期インフルエンザでの有効性が多く報告されている漢方ですコロナや風邪にも有効とされていますので私などはおかしいなと思ったらこれをお湯でとき飲むくらいです。)